ハードオフで機材を買うのが毎年恒例になってしまいました。
昨年のシャーベルに続き、

またしても、こんな値段でいいのか?
と思えるようなアンプがあったので購入です。フリマやオークションサイトよりも安かったのではないでしょうか。
目次
FENDER JAPAN Trad tube 10R
ハードオフにギター用の配線材やポットが売ってたような記憶があったので、久しぶりに行きました。
目的のものは無く、ジャンクコーナーを覗いていたら気になるものを発見。
フェンダーのTrad tube 10R。古そうだけど綺麗。
ジャンクなのに1万円する小型アンプって何だ?と言いますか、こんな小型の真空管アンプなんてあったか?
というわけで後ろを覗くと
(購入後の写真です)
デカい真空管が1個。調べてみたらパワーチューブでプリがトランジスタでした。
普通、小型の真空管アンプと言ったらプリチューブが一般的(最近ではオールチューブもありますが)なので、かなり珍しいです。
ジャンク、音出し
値札に書かれていたのは、
”スピーカー改造”、”音は出る”、でした。
スピーカーがセレッションに交換されているだけっぽく、特に変な改造がされているようには見えなく
早速、帰ってから音を出してみても全く普通でガリが若干あるぐらい。
最近、値段爆上がり中の真空管はエレハモ製6V6GT。これが元から付いていた物なのかは不明ですが、スピーカーが交換されている(元々セレッション?)のをみると、真空管も交換されているかもしれません。
ヘッドホンジャックなんかもあります。
前オーナーが大切に使っていたであろう、今や貴重な(?)made in Japan 。今後、出番が増えそうです。
そして、音の方ですがアンプだけでも結構歪ませられ、
GAINフルでメタルなリフまでいけちゃったりして(ちょっと強引ですが)、結構いいです。
フェンダーの小型アンプには6V6の真空管
ところで、
昔、スタジオやライブハウスにたまに置いてあったTHE TWINというアンプを思い出しまして、(エフェクターで)歪ませたときの中高域が気持ち良く、パワー管には6L6が付いていたと記憶しています。
調べてみると6L6の小型(低出力)版が6V6らしく、
6L6が付いたアンプと似ていてもおかしくないかもしれません。
パワー管での音の違いはあるのでは?と感じてしまいました。
手持ちのレイニーIRT-15h(パワー管はEL-84)とは、なんとなく違い

聴いてる人には分からないかもしれないですが
弾いてる方では感じるレベルだと思います。
SEND RETURN がある
それから、フェンダー Trad tube 10Rは
こんな小型なのにセンド・リターン(PREAMP OUTとPOWERAMP IN)端子があり、
このアンプ最大の特徴であるパワーチューブを生かして、
真空管プリアンプのOUTからや、(プリ)チューブアンプのSENDからこのアンプのPOWERAMP INへ繋ぐ事も可能です。
というわけで、
写真にある手持ちの機材を使ってみたら、ちょっとイマイチでした。
しかし、レイニーのアンプとステレオで鳴らしてみると、ナカナカじゃないでしょうか?
レイニーアンプのSENDからマルチエフェクターに入り、
エフェクターのOUTから両アンプのRETURNへとつないでいます。
私はハードロック系なのでこういう使い方になってしまいましたが、他ジャンルでは1台で十分かと思います。
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