今年の冬は寒かった割に雪があまり降らず、
3月も下旬に入り、もう降らなそうという事でスタッドレスからノーマルタイヤに戻したいと思います。
- 車載工具だけを使って
- 車の上げ方から解説しています
ので、タイヤ交換初めて!! という方は見て下さい。
アルト・キャロルエコを例にやっていますが、他の車種でも、また、普通車でもやり方はほぼ一緒です。
では、サイドブレーキを少しきつめにかけてエンジンを切って始めます。
目次
車載工具
今回は車載工具だけを使ってやりますので
まずは場所から。
ほとんどの車が後ろだと思います。
トランク(リヤハッチ)を開けると手前の方に2つの小さなクリップがあり(車種により様々)、これを上に引き抜いたら、
トランクマットを上に開けば
車載工具が出現します。
この3つの工具を使いまして、軍手をはめてスタートです。
軽自動車のタイヤ交換、まずは4輪とも
ホイールキャップを外す
最初に4輪ともホイールキャップを外します。
切り欠きがあるので
ここへ車載工具のマイナスを突っ込んで
”ガタッ” ”ガタッ” って感じで工具を手前に引き、位置をずらしていけば外れます。
ホイールナットを緩める
そして、
ホイールナットも、タイヤが接地している時にある程度緩めてしまいます。
手で緩まない場合は鉄パイプで延長するか、足を使って(強く踏むか蹴る)、この時に工具が外れないように気をつけてく下さい。
4輪共です。
だいたい1~2回転も緩めておけばOKです。
車載工具のジャッキを使って車を上げる
それから車をあげます。
最初に手でジャッキアップポイントの高さ辺りまで上げて
ジャッキアップポイントへ持っていきます。
下をのぞき込むと白い取っ手が見えますので、ここにかけまして(こういった取っ手がない場合は、手前の鉄板の厚い部分)
フロント左から始めましたが
リヤも同じです。奥に取っ手が見えますので手で場所を確かめながらココにかけます。
そうしたら、
車載工具を3つとも使い、時計回りにまわしていき
タイヤが浮く所まで。
手でタイヤが ”カタカタ” と動くか、または1センチぐらいの隙間が出来ればOKです。
(↑の写真にあるように、私は今回、ジャッキアップポイント間違ってました。本来は取っ手にかけます)
軽自動車のタイヤを交換~ジャッキで降ろす
ここまできたら、手でホイールナットを緩めます。
膝でタイヤを押さえたりしながらナットを4つとも外し
タイヤを入れ替えます。
ボルトとホイールの穴位置を合わせ
手でナットを締めていきまして
ここも膝でタイヤを押さえるとスムーズにいきます。
4つとも手で回らなくなったら工具を使ってある程度締め込むんですが、
ジャッキで上がった状態で若干不安定なので、手で押さえながら4つとも徐々に均等に軽く ”クッ” ってぐらいまで締めまして、ジャッキを降ろします。
ちなみになんですが、
エコタイヤなどは左右同じパターンだと思いますから、タイヤの向きは気にしなくて大丈夫です。
心配でしたら写真のようにタイヤを並べて一応確認してみて下さい。
しかし、軽自動車はタイヤが軽くて良いですね。
前回のエアクリーナーの時も

ボンネットの軽さを感じたりして、
私のようなオッサン、ジジイにとってパーツが ”軽い” っていうのは本当ありがたいです。
最後に4輪とも本締め
この作業を4輪ともやったら本締めをします。4輪とも接地している状態ですね。
こんな感じで順番に、2、3回に分けて徐々に締めて(私は適当なんですが、例として、50→70→85N・m)いきまして、
軽自動車の場合、ここの締め付けトルクは85N・mぐらいですので、男性ならおもいっきりの手前、女性ならほぼおもいっきり位です。
*緩める時に足で蹴らなければならないのは締めすぎ
心配でしたらトルクレンチ買ってください。
工具が外れないように左手で押さえながらやると良いと思います。
4輪とも本締めしたら、ホイールキャップを取り付けます。
付ける時はココ(↑)のバルブ位置を合わせて
ホイールキャップの端を上から数カ所、手で殴るように叩けばハマリます。
バルブ位置をほぼ中央にしておくと空気圧チェックの時に楽です。
最後に工具をしまってトランクマットを戻したらクリップを付けて終了になりますが、
こういったクリップの場合はココ(↑)が開いた状態で差し込んでから、押します。
以上です。次こそはプラグ交換します。
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