台湾ドル(単位は元)への両替、日本でするよりもレートのいい台湾に着いてからすると思いますが、
空港の両替所の隣には大体ATMも設置されていて結構空いていますから
利用してみたいと思います。
空港両替とATMでキャッシングした場合とでは、どちらがお得なのでしょうか。
それと、キャッシング後に繰り上げ返済をする場合のちょっとしたコツも紹介していますのでご覧ください。
その前に、まずはATMの場所から
台湾・桃園空港ATMの設置場所
桃園空港第1ターミナル
第1ターミナル到着ロビーに出たら右に台湾銀行の、左に兆豊国際商業銀行の両替所とATMがあり、
どちらの銀行も一応VISA、Master、JCBに対応しています。
桃園空港第2ターミナル
第2ターミナルの到着ロビーにも両サイド向かい側にATMアリで、右が兆豊国際商業銀行の、左が台湾銀行のATMです。
私の使っているJCBカードは何故か兆豊国際商業銀行のATMでは使えませんでした、カンボジアに続いて2回目です。
台湾・桃園空港でキャッシングとデビットカードでの引き出し
台湾銀行ATMでキャッシング
というわけで台湾銀行のATM操作方法を紹介します。
写真だと暗くてわかりずらいですが右の方にカード差込口がありますので入れたら
画面が変わります、今回は「英文 ENGLISH」をタッチし
「CREDIT/INTERNATIONAL CARD」をタッチします。
この画面が出ましたら
下の数字キーで暗証番号(デビット付きキャッシュカードの場合はキャッシュカードのではなくデビットカードの暗証番号)を入力後、
右下のグリーンのボタン「ACCEPT」を押します。
次にブランド選択ですが、
VISAの場合は「VISA」か「PLUS」で自分のカード裏面に書いてありまして、JCBは「CIRRUS」を選択、Masterは「Master」か「CIRRUS」です。
「WITHDRAWAL」をタッチし、
「CREDIT ACCOUNT」をタッチします、
デビットカードの場合は「SAVINGS ACCOUNT」です。
台湾ドル(単位は元)で金額を選択したら
ちょっと待ちますとカード、現金、レシートが出てきて終了です。
兆豊国際商業銀行のATMの場合も、金額を数字キーで入力する以外はほぼ同じで、
今回のようにクレジットカードが使えない、なんてこともありますから海外に行く時は2~3枚はあった方がと思います。
國泰世華銀行のATMでキャッシング
空港ではないですが、もう1ヶ所、
MRT(台湾の地下鉄)の改札近くでよく見かける國泰世華銀行のATMも利用してみました。
右側のグリーンの所からカードを入れたら
外国カードをタッチしますが、この画面は出ない場合もあります。
暗証番号入力画面になりますので
下の数字キーで入力しグリーンのボタン「ENTER 輸入」を押し、
ブランドを選択します。私のはJCBで裏面にはCIRRUSとありますが「JCB Card」でいけました。
金額選択画面が出ましたら希望の額をタッチし、
ちょっと待ちますとこの画面になりまして、「参加」を選択すると
何かもらえるようで適当に選択したら割引券のようなもの(中国語で書いてある)が出てきました。
「不参加」を選択すると、そのままカード、現金、明細が出てきます。
この國泰世華銀行のATMは、台北駅の他に淡水や北門、中山などMRTの駅には必ずあるのでは?と思うぐらい見かけましたので、
観光中に現金が足りなくなった時でも直ぐに見つかるはずです。
*余った台湾ドルは日本で円に戻せますが、現地空港等で戻した方がレートはいいと思います

台湾でもJCBカードはキャッシング手数料無料
1,000元(台湾ドル)をJCBカードでキャッシングした時の明細です。
上が台湾銀行のATM利用時で3,710円に利息64円が加わって3,774円、
下が國泰世華銀行のATM利用時で同じく3,790円。
通常1万円以下なら100円、1万円超なら200円(共に税別)かかるキャッシング手数料がJCBカードは無料ですし
JCB CARD W / W plus L は年会費無料で海外旅行保険も付いていますのでお勧めです。
今回は1,000元のキャッシングですので利息(金利)の額は少額ですが、
通常1~2万円位は台湾ドルに両替すると思いますから、もう少し高くなります。
そこで、繰り上げ返済をして支払う利息の額を少なくすることが出来ますのでやってみましょう。
キャッシング後の繰り上げ返済時のコツ
帰国後すぐにJCBインフォメーションに電話をして「キャッシングのお問い合わせ」から繰り上げ返済を申し込むと、
支払う利息はそれぞれ64円が16円に、58円が11円になりました。

JCBも含めて一般的に
繰り上げ返済を申し込むと利息を含めたキャッシング額を銀行振込しますが、
ネットバンク等のデビットカードがあると(口座を持っていると)他行へもネットから手数料無料で振り込めますので1枚持っておくといいと思います。

台湾の空港両替、デビットカードと比較
で、肝心の空港両替の場合との比較ですが
キャッシングに加えてデビットカードで引き出した場合も入れて、仮に1万円、3万円を両替した場合に得られる台湾ドルの額で比べてみますと
1万円 | 3万円 | |
JCBカードキャッシング | 約2,684元 | 約8,051元 |
住信SBIネット銀行Visaデビット | 約2,627元 | 約7,880元 |
現金両替(空港) | 2,590元 | 7,830元 |
同じだと思っていたレートが現金両替の場合は若干ですが悪く
手数料も30元かかりますから、キャッシングで繰り上げ返済をした場合が最もお得になり
現金両替の場合とでは1万円で約350円、
3万円では約820円(共に2018年11月)の差が出ます。
VISAデビットカードの場合は、
レートはJCBとほぼ同じでしたが海外ATM利用時、利息がない代わりに手数料がかかってきまして
住信SBIネット銀行Visaデビットの手数料は2,5%と、
他のデビットカードに比べ少ない方ですがキャッシングによる利息に比べると少し高くなります。
キャッシング(借入)という言葉に抵抗が無いようでしたら
クレジットカードを利用するのが一番お得な両替方法となります。
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