台湾のSIMカード「fareastone」のものを桃園空港で購入し、使わなくなったWiMAX W03のルーター(ポケットWiFi)に入れて使ってみます。
このWiMAX W03はシムフリーで元々はau系のSIMが入っていますが
日本でドコモ系の格安SIMを入れてみたところ問題なく使えましたので、海外SIMも大丈夫だろうと試してみました。
設定を中心に紹介します。
*日本で約1,000円購入できるfareastoneのSIMカードも使えます
目次
モバイルルーター(ポケットWiFi)側でやる事
まずはルーターにfareastoneのSIMカードをセットです。
マイクロSIMのサイズに抜き取ってからですね。
電源を入れたら「情報」から「SSID情報」をタップし
表示される「名前」と「パスワード」をメモしたら、左上の矢印をタップして1つ戻ります。
これは通常のWi-Fi名とパスワードです。
次に「端末情報」から下へスクロールするとある「LAN側IPアドレス」もメモし、
さらに下にある「IMEI番号」の下5桁をメモしたら、一度ホーム画面まで戻ります。これらはプロファイル設定(APN設定)のログイン画面で必要になります。
次に「通信モード設定」からハイスピードプラスエリア(au LTE)をタップします。
WiMAXの場合はこれをしないと海外では繋がりません。右上のチェックマークをタップしてルーター側はこれで終了です。
ちなみに、
この機種W03(UQ WiMAX版)の場合はローミング非対応のようでSIM2Flyなどは使えないと思います。
では次はパソコン、またはスマホの操作になります。
普段からWiMAXのルーター経由でWiFi接続しておくと、次のログイン画面はWiFiに繋がっていなくても出るはずです。
WiMAX W03 プロファイル設定
ルーターの電源は入れたまま、
SIMの入っていないスマホ(私のは7インチタブレット)の電源を入れ、設定からWi-FiをONにしますと
「利用可能なネットワーク」に接続予定の「W03_~」(先ほどメモしたSSID情報の名前)が出ていましたのでタップし
パスワード(先ほどメモしたSSID情報のパスワード)を入力、「接続」をタップします。
そうすると設定へのログイン画面が出ます。
出ない場合は
ホーム画面の検索欄に「http://speedwifi-next.home」又はLAN側IPアドレスの「192.168.100.1」と入力し検索すると出ますから
ユーザー名に「admin」、パスワードは変更していなければルーター側でメモした「IMEI番号」の下5桁です。
IMEI番号はルーターの裏面にも書いてありまして、
ログインしたら「パソコン用画面へ」をタップし
注意事項が出ますが「OK」をタップします。
もう1度ユーザー名とパスワードでログインし、
「設定」をタップ、
左側の「プロファイル設定」をタップしたら
新しくプロファイルを作成しますので「新規」をタップです。
fareastoneの場合は
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を選択です。その下はそのままにしていますが
プロファイル名は何でもいいようで、分かりやすいように「fareastone」、
APNに「internet」
ユーザー名とパスワードは空欄でも良いかもしれません。
画面の指示通り3秒待ってから「続行」をタップしたら完了です。
*W04以降の機種はこれだけでは繋がらないようですので、こちらの記事の後半に載せておきました

実際に台湾で使ってみてですが
直接スマホにSIMを入れているわけではないので、アプリ(場所?)によってはごくたまに遅く感じることもありましたが
パソコンでは問題なく使えていますので
気になった人はやってみて下さい。
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