ネットで買った種のオマケとして入っていた ”辛ねずみ大根” という種類の大根を種から育ててみました。
”辛” と名前に付くことから、
畑にまいても野性動物には食われないのでは?と思い畑に直接まき、一部は培養土が入っていた袋を使って栽培してみましたのでご覧下さい。
大根の発芽適温は15~25℃、生育適温は15~20℃ぐらいです。
目次
辛ねずみ大根の種まきと発芽
2022年の9月中旬、
以前、軽く(深さ30cmぐらい)耕しておいたところに市販の苦土石灰と有機肥料を軽く混ぜ、再度耕して種を10cm間隔ぐらいで浅く埋めていき
水をまきます。
辛ねずみ大根の育て方は普通の大根と同じでOKなようで、弱酸性土壌(ph5,5~6,5ぐらい)が適しています。
3日後には芽が出てきました。
(これは5日後の写真)
発芽率は高いんですが
間隔が狭すぎました。15~20cmぐらいあけた方が良いと思います。
数日後、種を追加
気のせいか、元気がなさそうなものが多い感じで(そんなことないかも)
もう少し種を追加しました。
タッパーに市販の培養土を入れ1穴に1粒ずつ種をまき水をタップリあげます。
かぶせる土は薄目で5mm~10mm位にして、
太陽の光が入る室内に置き、毎日水をあげて3日後にはほとんどが発芽しています。
(↑は1週間後)
そして、種まきから12日経過後に丁度良い鉢が無いので培養土が入っていた袋に移動しました。
有機肥料を土に混ぜ、日当たりの良い所に置きます。
辛ねずみ大根は小さめらしいので、袋でも大丈夫そうです。
辛ねずみ大根の収穫
たまに水あげして
種まきから2ヶ月ちょっとが経過した11月19日、
畑のよりも袋で栽培した方が先に大きくなりまして、
そろそろか?と思い、1本だけ抜いて見ると(スポっと抜けます)
“ガリガリ” でした。
元に戻して放置します。
畑の方も1本抜いてみたら、こちらは収穫時期だったかもしれません。
長さ約10cm。葉はそれほどでもないですが大根自体はOKそうです。
この日は1本だけ収穫し、
それから約20日が経過、種まきからは3ヶ月経過後に残りを収穫しました。
袋で育てた方は葉も立派で、
畑の方は葉も実も小さめ、種まきの時しか肥料をあげていないのが関係しているのでしょうか?
でも、小さくても良いんです。
来年はもう少し種の間隔をあけて、そして肥料・農薬(今回も農薬は使っていない)なしの自然農でやってみたいと思っています。
この辛ねずみ大根は普通の大根より硬く、水分も少なく、”大丈夫か?” なんて思ったんですが、
とりあえず漬物にしてみると、結構イケました。
噛んでると辛みが出てきて、
最近のスーパーで売っているものとは違って大根本来の味が濃く残っていると思います。水分少なめなので大根おろしに合いそうです。
ちなみに、葉も少し炒めて食べ、残りは細かく切って土に戻しています。
これに周りの枯れ葉や卵の殻、米ぬかなども混ぜて(本当は生ゴミも入れたいのですが野生動物に荒らされるので入れない)再生予定です。
今回は秋に種まきしましたが、春まきでも大丈夫ですので興味のある方はやってみて下さい。
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