私が購入した中古物件は
残置物があったり、リフォーム必要箇所がいくつかある、境界が確定していない、接道が悪い、など
結構デメリットが多いのですが
いくつかのデメリットがメリットに変わるかもしれない、自分にとってのメリットは多いかもしれない、と思い選びました。
(裏庭になっていた梅)
あまり役に立たないかもしれませんが
訳アリ格安物件を選んだ理由を今回は紹介します。
目次
境界と道路
物件価格は信じられないぐらい安かったのですが、買わない方がいい土地として紹介されることの多い境界が確定していない物件でした。未測量です。
これについては、
田舎という事もあって隣とは離れている、境界のほとんどが森林と赤道(あかみち)っぽい、周りに家が少ない、
こともあって、あまり気にしませんでした。
接道に関しても、
車が入ってこられないぐらい細い道(赤道)なので、建て替えが出来ない、自分の車が置けない、というデメリットがありますが
とにかく静かなところを希望していたので、この点に関しても私にはメリットでした。
これで車が置けたら本当は良かったのですが。
*接道・赤道に関してはこちらを

ミツバチ(昆虫)と農薬
今回、一番言いたいのがココで
草木、花も多いことからミツバチがいたんです。決め手になりました。
(写真中央)
”ミツバチが大量にいなくなった(大量失踪事件)”と何年か前に新聞などでも報じられていましたが、その原因は農薬ではないかと言われています。
もちろん他の昆虫も同じくです。
特にネオニコチノイド系の農薬は
それまで使われてきた有機リン系に比べ霊長類や哺乳類などへの安全性は比較的高いと言われる一方、昆虫に対する毒性は強く
農薬の溶けこんだ水田の水や畑、果樹園で接したミツバチやヤゴ(トンボの幼虫)の神経が麻痺し、方向感覚を失ったり、羽化しなかったり、
稲刈りの終わった田んぼにイナゴがいなかったり、と
生態系への影響が懸念されています。
また、殺虫成分が植物体内に長期間残る(洗っても落ちない)ことから、それを食べる私達の体への影響も考えなければなりません。
(写真は関係ないです)
この場所にミツバチや昆虫が多くいるという事は
”農薬の影響がほとんどない”と考えられるので、無農薬栽培を目指す(!?)私にはメリットだったわけです。
リフォーム必要箇所
リフォームは要ります。ただ、やらないかもしれません。
水道管が途中で破裂していて、飲み水以外の生活用水は井戸(がある!)から汲むことになります。雨水も利用すると思います。
厄介なのは必要量の多い風呂の水で、
風呂も壊れている事から、いっその事、昔流行った太陽熱温水器のような物を作ろうか(たぶん買わない)とも思っています。
残置物あり
前に住んでいた方の残置物が結構ありまして
タンスとか食器棚などのデカいものをどうするか。こういった物は処分料が取られそうなので分解して使うか、冬場の風よけとして使うか、
ミツバチの巣に出来ないものか、とも考えています。
買うと意外と高い家庭菜園で使う農具が揃っている事がありがたくて、
早速利用して草狩り・枝切りから始めています。
そこそこ庭がある
嬉しいことに庭がそこそこあるんです。
といいますか、いくら価格が安くても庭が無い家を買うつもりは全くありませんでした。
ぜんぜん広くはありませんが、
あまりの草花の成長スピードには驚いていて(特に雨後は)、↑の写真のクローバー以外、どれが雑草なのか分からず
あんまり広いと草取りも厄介なので、家庭菜園未経験者にはちょうどいい広さだったかもしれません。
もちろん、
除草剤は使わず、草も取り過ぎず、実験しながら少しづつやっていく予定で、いい運動にもなっています。
以上、
ちょっと言い訳、こじつけっぽくなってしまいましたが、とにかく昆虫の邪魔をしないように自然を壊さないように生活できたらと思っています。
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