弾いてみた動画をアップしました
よかったらどうぞ

音が出なくなったレスポールタイプのポットやコンデンサの交換と配線

リヤが歪まない、フロントがペラペラ、

なんでだ?と思っていたギターがいつの間にか音が出なくなってしまいました。たしか最初は普通だった気がするんですが

昔、私がやった配線があやしいので

この際、配線の見直しついでにポットやコンデンサも交換してリフレッシュしてあげたいと思います。

レスポールは5,000円

ギターはセットネックではないデタッチャブルのシャーベル・レスポールタイプ。

レスポールジュニアでしょうか、5,000円で買った記憶があります。

シャーベル

作りは雑な感じがしますが

日本製シャーベルのディンキーのようにネックが細く薄い、そしてミディアムスケールでとにかく弾きやすく

これで音が良かったらいいんだけど

と思って以前、リヤにジャクソンのピックアップ(中古で安かった)を付けたんですが

どこかで間違ったようです。

ピックアップ交換でミスった

裏ブタを外して

配線

Seymour Duncanの配線図と見比べると

やっぱり違いますし、フロントが単芯(と、この時は思っていた)に対してリヤが4芯だし

テスター使った記憶もないし、かなりいい加減な配線をしたかもしれません。

というわけで、

2ハム配線

配線図を見ながらやり直します。

使わないポットやコンデンサを外す

ポットやコンデンサは新しく用意したので

部品

外していきます。

用意した部品は各2個ずつ

  • ボリューム用Aカーブ500KΩミリポット
  • トーン用Bカーブ500KΩミリポット
  • コンデンサ0,022μF(CR223E)

一般的なもので、今回もサウンドハウスで購入しています。

線をカットし

切る

表側からノブを外し

結構硬かったので1個割ってしまい

ノブ

リヤピックアップを外したら(フロント用っぽかった!)、

再利用のフロントピックアップやセレクターからの線、

ブリッジアース線は残して

外れた

そして、

リヤピックアップの線を通していきます。

通して

本当はダンカンを使ってみようかと思ったのですが

ポットとコンデンサの交換だけで音も変わってくれれば、という期待からフロントと同じゴトー製(フェルナンデス?)です。

配線していこうか、

と思ったらピックアップからの線が赤・白・裸線と3本あり

3本

裸線ともう1本だけの単芯だと思っていたので

予想外です。

ピックアップの抵抗値

テスターで抵抗値を測る

早速調べてみると

ありがたいことに、ヤフー知恵袋で参考になるものがあり助かりました。「ピックアップ赤白裸」で検索すると出てきまして

  1. 赤 ー 裸
  2. 白 ー 裸
  3. 赤 ー 白

テスターでこれらの抵抗値を測って

  • 1.と2.で針が動かない場合は赤がセレクター、白裸がボリューム。
  • 1.と2.のどちらも抵抗値がある場合は抵抗値が高い方がハム出力(セレクターへ繋ぐ)で、低い方がタップ出力なのでどこにも繋がずテープなどで絶縁し裸のみポットにアース。

やってみたら

テスター

1.と2.ともに針が動くので

高い方の赤がハム出力ということになります。質問・回答している方ありがとうございます。

私はここで、セレクターへ繋ぐではなくダンカンの配線図の方を見て作業してしまいました。

追記 テスター使う前に

テスター使うの初めて、という人もいると思いますので簡単に使い方を。

初めに中央の大きなダイヤルを「X1K」にあわせ、テスターの赤と黒の先端をくっつけます。

ゼロ

この時に針が「0」になっていればOKで、

ズレている場合は「抵抗」と書かれたところの小さなダイヤルを回して0に合わせます。

それから抵抗値を測りまして、テスターの赤と黒の先端を、

例えば赤を裸線に、黒を白線に、のようにくっつけた時の値(一番上の緑)を見れば良いわけです。

配線~音出し

やりやすそうな所から繋げていきます。

やりやすい方から

ポットを仮置きして

線が足りるか、など確認しながらハンダ付けして最後にピックアップの配線を繋いだら終了です。

配線図通り普通に裸がポットへアース、赤が一番左にで

配線終了

フロントもリヤもやっています。

弦を張って音出ししてみると

完成

フロントは大丈夫ですが

なぜかリヤの音がシャリシャリな感じで何か変です。

*フェイズについてはこちらの最後の方に書いてあります

フロントピックアップをシングルサイズハム DiMarzio DP-180 に交換
シャーベル(Charvel)SDK-075のフロントピックアップの音の細さが気になっていまして、歪ませたときにもっと太ければ、と思っていました。そこで、シングルサイズハム、DiMarzio DP-180 に交換してみましたのでご覧ください。

というわけで、

配線ミスがないか、ハンダがちゃんと付いているか確認したんですが大丈夫そうで、やはり赤はセレクターへ配線すべきだったのか?

なんて考えながら、また調べます。

ショートしている?

「ピックアップ交換 失敗」で検索すると出てきた

Zin Guitar Workshopさんの記事を参考にさせていただき

Zin Guitar Workshop>Repair

この中の

「線の被膜が切れて、この部分が裸線と接触した場合にハンバッカーの片側コイル(シングルとして)の音が出る

にピンっときまして、リヤピックアップの配線を外し

3本をまとめている被膜を広げ見てみると、被膜にカッターの跡が入って中身が見えてしまっています。

切れ目

(私としたことが、もっと丁寧にやらないといけませんね)

これをテープで絶縁してハンダ付けし直してみると

ハンバッカーの音が出まして、ギターがよみがえった感じがします。

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サウンドハウス

予想以上にパワフルで結構歪むんですけど、ポットとコンデンサだけでなくピックアップの影響も大きそうです。

配線の疑問

というわけで、無事に終わったのですが1つ疑問があって

先ほどのヤフー知恵袋にある、

”抵抗値が高い方がハム出力でセレクターへ繋いだ場合(今回はVolポットの一番左に配線)に、低い方はどこにも繋がず裸線をVolポットへアースして”

という配線の事を考えてしまいました。

こうした場合、セレクターからの配線はどうなるのか?と。

*1vol、1toneだと配線図ありました

Dimarzio(ディマジオ)DP-155、DP-152の取り付けと配線、2ハム
Dimarzio(ディマジオ)ピックアップの交換と配線についてです。グレコのDEVICEというギターにDP-155 TonezoneとDP-152(H2)を取り付けてみました。部品やトグルスイッチ、2芯の場合、2ハムでの配線図も書きましたのでご覧下さい。

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