5種類しかありません。
という事は選ぶのが楽です。
しかも、
みずほ銀行で扱う5種類の投資信託は良心的のものばかりで、ノーロード(購入時手数料0円)なのは当たり前として
保有中にずっとかかってくる手数料(信託報酬)が低いものだけしかありません。
いわゆるインデックス型(指数連動型)と呼ばれるものです。
目次
つみたてNISAって?
最初に、つみたてNISAについて簡単に説明します。
名前のとおり金融商品(投資信託)を積立で買って行く投資方法の事で、
商品価格が上がっても下がっても、毎月(など)一定額をコツコツと購入していき
例えば
毎月15,000円分を購入していたとしたら
1,000円の時なら15個、3,000円の時なら5個、
というように長期にわたって機械的に淡々と買って行けば平均単価を低く抑えられ(ドルコスト平均法)、
複利効果も相まって
(利率5%の場合)
売却時には購入金額を上回る結果が期待できる。
そして、
この上回った分(利益)に通常かかる約20%の税金がかからない、私達にとって嬉しい制度になります。
ただし、
このメリットが発揮されるにはどの投資信託を選ぶかが大きく影響しますので、みずほ銀行のラインナップで見て行きましょう。
*投資信託についてはこちらもどうぞ

みずほ銀行つみたてNISAラインナップ
この5つです。
投資対象 | 手数料(信託報酬) | |
たわらノーロードバランス(堅実型) | 8資産 | 0,2376% |
たわらノーロードバランス(標準型) | 8資産 | 0,2376% |
たわらノーロードバランス(積極型) | 8資産 | 0,2376% |
野村つみたて外国株投信 | 先進国・新興国株式 | 0,2052% |
たわらノーロード日経225 | 日本株式 | 0,1836% |
前述のとおり
保有中にかかってくる手数料が高いものがないため、
どれを選んでも悪い結果にはなりにくそうなんですが、どうでしょうか。1つずつ見ていきます。
たわらノーロードバランス
まずは、たわらノーロードバランスです。
堅実型・標準型・積極型と3種類ありまして、まだ新しい投資信託(ファンド)になりますが
標準型の純資産総額は17億円と順調に伸びており
基準価額のチャートも今のところ上がっています。
これは
少し前に世界的に株価が下落している時でも、債券価格が上がっていたためで
債券比率が50%ある標準型ですらこのチャート形状ですから、いかに債券も含めた分散が必要か分かっていただけるかと思います。
*分散についてはこちらにも書いておきました

バランス型を否定される方もいますが
個人的には肯定派ですし、このチャートを見れば一目瞭然ではないでしょうか。
ただし
たわらノーロードバランスの投資対象を見てみると若干疑問がありまして
左から堅実型・標準型・積極型なんですが右側が債券で左側が株式、いずれも上から国内・先進国・新興国となっていて
どれも新興国の割合が少ないのでは、
と感じます。
堅実型は国内債券が多すぎますし、積極型はどちらかというと短期投資に向いていそうです、
真ん中の標準型でもっと国内債券の割合が少なく、新興国株式比率が高ければ個人的にお勧めできるのですが
3種類ともバランスにイマイチ感が多少あります。
野村つみたて外国株投信
次に、野村つみたて外国株投信です。
純資産総額は105億円、
投資対象が
新興国を含む海外株式で、先進国の割合がほとんど(アメリカだけで58,8%)なため
必然的にアメリカの株価チャートに若干似た形になっています。こちらも新興国比率がちょっと低いのが残念です。
たわらノーロード日経225
最後は、たわらノーロード日経225で
純資産総額は154億円、
日経平均株価に連動するインデックスファンドですが
つみたてNISAの場合は
無理に日本株を入れなくても良いと考えていて、イオン銀行のつみたてNISAの記事に書きましたとおり

日本以外の先進国と新興国の株式を中心に
そして債券も30%~40%入れれば十分バランスするので
たわらノーロード日経225は私だったら入れません。
みずほ銀行でつみたてNISA
というわけで
つみたてNISAをみずほ銀行でやる場合は1種類の商品だけを選ぶのではなく、2つを組み合わせた方が良く
「野村つみたて外国株投信」と「たわらノーロード バランス標準型」を3:7ぐらいで、
がベストだと思います。
ちなみに、みずほ銀行のつみたてNISAは月1,000円から可能です。
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