ギターのスケールについてです。
昔、バンドをやっていた頃はギターについて無知でレギュラースケールとかミディアムスケールなどという違いがあることを私は知りませんでした。
ある時、
音がいいギターに巡り合ったのですが、ちょっと弾きずらい感じがしていて、
それからギターを離れて約10年後、再開した時に理由がわかったのです。それ以来、ミディアムスケールを愛用しているわけですが
ちょっと前に、
ストラト系にもミディアムスケールが存在することを知ったので後半にいくつか紹介します。
目次
ギターのスケール(エレキ)
基本的に3種類、
厳密には他にもありますが3つあるというのを知っておけば、ギター選びの役に立つはずです。
何が違うかというと、ナットからブリッジまでの距離が違います。
ココです。
これはミディアムスケールのギターなので628mm、
ナットから12フレットまでが314mmとなっていて
これよりも長いのがレギュラースケール。短いのがショートスケールです。
では、1つずつ見ていきましょう。
レギュラースケール(ロングスケール)
まずはレギュラースケール。
ロングスケールと呼ばれることもあり、代表的なものにフェンダーのストラトやテレキャスターがあります。
他のメーカーもだいたいレギュラースケールと思って間違いないです。
ナットからブリッジまでが648mm。
たった20mm(2cm)の差ですが、手が小さい、指の短い人にとってはこれが意外と重要です。
ストラトなど握ってみると分かるんですが、ネックが細めで一見、弾きやすそうですが
ギターに慣れた頃、ミディアムスケールに持ち替えると違いに気づけます。
ミディアムスケール
そのミディアムスケールですが、
ギブソンのレスポールやSG、フライングVなんかが代表的で、他メーカーもだいたいミディアムスケールです。
ナットからブリッジまでが628mm。
当然、ネック自体も短くフレット間も狭くなっていて日本人の手にはこれが最も合っているのではないでしょうか。
指が開きにくい私でも何とかなります。
これはシャーベルの安いレスポール(かなり弾きやすい)ですが
アリアのPE、フェルナンデスのAPGシリーズもミディアムスケールだったと思います。
ショートスケール
次にショートスケールです。
ナットからブリッジまでが610mm。ミディアムスケールよりもさらに18cm短く、代表的なものにムスタングやジャガーがあります。
個人的にまだ使ったことが無いので音も含めて凄く気になっています。
レギュラーとミディアムの中間
この他に
PRS(ポールリードスミス)のギターは635mmというレギュラーとミディアムの中間のスケールを採用しています。
ミディアムスケールのストラト、テレキャス
最後に、
ストラトやテレキャスタータイプのギターにもミディアムスケールがありましたので知ってる限り紹介します。
中古で買えるものも含んでいます。
- Cool Z ZST-M1R、ZTL-M2R(テレキャス)
- フェルナンデス FST-55
- Bacchus(バッカス) HST-24
- ビルローレンス BM2R-55G
- HISTORY SZ-1MN、CZ-MTV/R(テレキャス)
- Jackson Dinky Standard(日本製)
- シャーベル SDKシリーズ(ディンキー、日本製)

- グレコ Wild Scamperの一部(ピックガードの形状が独特)
- グレコ BGW22、BGWT22
- ヤマハ RGX-512J(オススメ!弾きやすい)
- COBRAN F-B2
- フジゲン(FGN) NCST-M10M、NST11RALM
- グレコ Deviceシリーズ(全部ではないかもしれません)
- フェンダージャパン STM55、ST314、ST43M、ST-62M-US、ST-57M-US、エアロダインの一部など
フジゲンやHISTORY、バッカス、フェンダージャパンのエアロダイン、グレコのBGWは新品でも買えますし、また、
これ以外にもミディアムスケールのギターはあるはずですから探してみて下さい。
念のため、ギター買う時はスケール(メジャー)を持って行くと良いかもしれません。
*個人的にオススメのアンプです

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