最近の車は元から10万キロ無交換でOKな長寿命のプラグが装着されていますから、8万キロを超えた私の軽もまだまだ大丈夫だろうと思っていました。
しかし、
ネットで調べてみると軽は7万キロぐらい、
メンテナンスノートだと4万キロでの交換推奨となっていて、
すでに8万キロをゆうに超えている私の軽も交換が必要なのでスパークプラグやります。
目次
プラグ交換には工具が必要
プラグ交換には工具がいくつか必要で
9,5sq(3/8)差込角のラチェットレンチと、車種によりますが周辺の部品を外すための10mmソケットとエクステンション、
プラスドライバーの短めのがあった方が良いです。
そして、プラグレンチです。今までプラグレンチって16mmだけだと思っていまして、持ってるプラグレンチをはめるとスカスカ。
何ミリだ?と思って14mmのメガネレンチを合わせたらピッタリ。
というわけで、
新たに14mmのプラグレンチを買うはめになってしまいましたのでネットで探し、適当に安いのをチョイス。
マグネット式ではなくクリップ式です。
では、作業開始します。
ボンネットの開け方が分からない、という人はエアクリ交換の記事を見ていただけたらと思います。

アルト・キャロルエコのプラグ交換
エアクリボックスを横へ
アルト・キャロルエコに限らず軽自動車の場合は
コンパクトなエンジンルームに様々な部品が収まるようにレイアウトが工夫されていて、プラグコードを抜いたらすぐ交換できる、
というわけにはいかず、
上のエアクリボックスをどけます。
左側の10mmボルト2つ(写真↑)と、右側にいって(写真↓)下の方の10mmボルトを外しまして、なくさないように保管し、
右側のホースバンド2本を緩めます。
この時に短めのプラスドライバーが必要で、ユルユルになるまで適当に3、4回転位回せばOKです。
(あまり緩めすぎるとホースを外した後に、バンドがエンジンルーム内に落ちてしまうかもしれません)
そして、もう1ヶ所、この下あたりが軽くハマっているので
ボックスごと上に持ち上げると抜けます。
ハマってる箇所です(↓)。
あとは、
先ほど緩めたホースバンドのホース2本を抜いて(少しこじりながらやるとスポッと抜けるはずで、抜けない場合はもう少し緩めた方が良いかもしれません。2本とも片側だけ抜く感じです)
横にでも立てかけておけば作業できるようになります。
エアクリボックスは完全には取り外さずに作業しました。
後々面倒そうでしたので。
プラグ交換 ILMAR7A8
ではプラグ交換します。
3つの10mmボルトを外したら(なくさないように1個ずつでも構いません)、手で青矢印辺りを上へグッと持ち上げます。
イグニッションコイルがスポッと抜けまして、
ラチェットに長めのエクステンションを付けて、プラグレンチを付け
穴に差し込み古いプラグにはめて、反時計回りに緩め、ある程度いったら手で緩めれば良いんですが、
クリップ式のプラグレンチのプラグへのハマり具合を新品プラグで確認しておくと良いかと思います。
結構きつめにカチッと入る印象でした。
抜いたプラグを新品と比べてみると、
交換して良かったと思いますね。
ちなみにプラグは純正イリジウムで、アルト・キャロルエコ(HA35S、HB35S)共通。ちょっと高いです。
新品をプラグレンチに付け、初めは手で
手でまわらない所までいったらラチェットを付けて本締めします。
(右利きの場合)左手でオレンジ矢印辺りを軽く押さえます。
そして、
写真のような長めのラチェットを使う場合は注意で、ラチェットの柄の部分を持って締めてしまうと締めすぎになる可能性がありますので、
短めに持って、おもいっきりに近い力で締める、
ぐらいで良いと思います。
こんなシールも貼ってありますので。
トルクレンチ持ってる人は使って下さい。
もう1つ注意がありまして、
一番右側は配線が短く、イグニッションコイルが素直に抜けてくれませんので、カプラーを外します。
矢印の部分を押しながら右側へ引き抜きまして、
後は同じように上に持ち上げれば大丈夫です。
3本とも交換したら、エアクリボックスを元に戻します。ホースから付けると良いと思います。
交換後はエンジン音が静かになり、上り坂が少し楽になった感じで
燃費も良いです。前から良いんですけど。
以上です。
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