香港空港にはHSBCのATMが入国審査前、到着ロビー、バス停手前など
結構、目につく所にあります。
今回はこのATMで
クレジットカードとデビットカードを使った操作方法の紹介と、
現金両替した場合とのレート比較をしてみましたのでご覧下さい。
目次
香港空港ATMの場所
少なくとも香港空港には3カ所、HSBCのATMが設置されていましたが
今回は到着ロビーにあるATMを利用しています。
昨年(2018年)来た時は日本語操作可能なシティバンクだったはずですが
HSBCに代わっていました。
クレジットカードとデビットカードでのATM操作方法
では、HSBCのATMの操作方法ですが
キャッシング手数料無料のJCBクレジットカードと、SBIのVisaデビットを使っています。
共に年会費無料でお勧めです。

グリーンに光るところからカードを入れたら
暗証番号を入力して下さい、と出ますので
下の数字キーで入力しグリーンの「Enter」キーを押します。
*追記
デビット付きキャッシュカードの場合はキャッシュカードのではなくデビットカードの暗証番号を入力します
次に「Cash withdrawal」を選択し
クレジットカードの場合は「Credit card」、
デビットカードの場合は「Savings」を選択です。
金額を選びますが
HKD 1,000がだいたい14,000円位と思っていただければ大丈夫で
選んだら下にある数字キーの「ENTER」です。
VISAデビットを使った時の写真ですので、VISA/PLUSとなっていますが
JCBやマスターカードの時はMasterCard/Cirrusのような表示になります。「Yes」を選択したら
ちょっと待ちますと現金、カード、レシートが出てきて終了です。
シンプルで良いですね。
香港でのキャッシングと引出し手数料について
クレジットカードでキャッシングした場合
これはJCBのクレジットカードでキャッシング(借入)した時の明細で
400HKD(香港ドル)のキャッシングで5,656円なので
レートは約0,0707になります。
5,748円と5,656円との差額92円が返済日までの利息で
JCBカードは、通常1回につき1万円以下なら100円、1万円超なら200円(共に税別)かかるキャッシング手数料が無料ですので
あまり多くの現金を持ち歩きたくない海外で
何回かに分けて引き出す場合にも最適です。
*追記
ただし、香港空港内のお店やセブンイレブンではJCBが使えない所もありましたのでVISAかMasterも1枚(デビットでも可)持っておいた方がと思います
SBIデビットカードでの引き出し
次にSBIのVisaデビットで同じく400HKDを、ほぼ同じ時間に引き出した時の明細ですが
SBIデビットの海外利用時の手数料が2,5%ですから
元本は約5,700円で、レートは約0,0702となります。
台湾や中国と同じで現地ATM利用料はかかっていなく、5,842円ですからキャッシング手数料がかかるクレジットカードと同じか
ちょっと悪い位ですね。

キャッシング、デビットカード、現金両替を比較
では肝心の現金両替の場合と比較してみたいと思います。
到着ロビーに出てすぐの両替所のレートが0,0660でしたので
仮に1万円を香港空港で両替した場合に得られる香港ドル(HKD)の額で比べてみますと
クレジットカードのキャッシング | 約696HKD(利息を含む) |
デビットカードで引出し | 約684HKD(手数料を含む) |
現金両替 | 660HKD |
香港空港で両替する場合は
キャッシングが最もお得なのが分かり、現金両替と比べて1万円で約500円(36HKD)の差が出ますから
クレジットカード、またはデビットカードは持って行った方が良いです。
キャッシング後の繰り上げ返済
そして
今回の場合は400HKDで利息も92円と少額ですが、通常2万円ぐらいは両替すると思いますから利息の額は
もう少し高くなってきます。
そこで
キャッシング(借入)の場合は、早期に返済をすることで支払う利息の額を減らすことが出来ますので
JCBの場合は、
JCBインフォメーションセンターに電話をして「キャッシングのお問い合わせ」から”繰り上げ返済をしたい”事を伝えると
少なくなった利息を含めたキャッシング額と振込先の銀行を言われますので
あとは振り込めばいいわけです。
この時に
ネットバンク等のデビットカードがあると(口座を持っていると)、月に何回か手数料なしで他行へも振り込めますので
一枚持っておくと結構便利に使えます。
ちなみに
今回の利息92円は4日後に返済して11円となり
JCBは海外旅行保険が付いていたり、インフォメーションに電話が繋がりやすいのも魅力ですしJCB CARD W / W plus L は年会費無料です。
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