音が気に入ったEMG81をシャーベルのレスポールタイプに1ハムで載せていたのですが

フロントが寂しいので85を加えて2ハムにしてみます。
配線図や必要部品なども書いていますのでご覧下さい。
目次
EMG85、81ピックアップと部品
中古の85をヤフオクで手に入れまして、
前回はトーン無しの1volでしたのでステレオジャック、電池スナップはあり
新たに25KのBカーブポット(Aカーブがなかった)を、いつも利用しているサウンドハウスで購入しています。
また、
フロントに使うピックアップからの線の長さが足りそうもなかったので、EMG専用の物も一緒に購入しました。
片側をカットして使います。
それにしても
約5千円で買ったギターに中古とはいえEMGが2つなので、ギター本体よりもピックアップの方が高いことになってしまいました。
ちょっと贅沢です。
リヤに85、フロントに81
リヤ81の音の素晴らしさは分かったので、今回は85をリヤにしたいと思ったのですが、
フロント用の81に使う予定の新しく買ったコネクターをよく見ると、今まで付いていたコネクターとは微妙に違っています。
(左の上が新しい方、下が81に付いていた方)
ピックアップ側も長さが違うので、ダメか?と思ったんですが
カットする(使わない)側のコネクター部分を切断してみると、手前の方まで金属部分が来ているので大丈夫そうで、
81に付いていた方も、
奥まで入りませんが取れなければ大丈夫だろう、という事でこれでいきます。
EMGの配線図(3wayトグルスイッチ)
2ハムで2vol、2toneの場合
ちょっと見ずらいいかもしれませんがピックアップからの白がvolポットの左へ。
裸線(黒)が同じくvolポットの右と背面へ一緒に、となります。
2ハムで1vol、1toneの場合
ピックアップからの白が3wayスイッチへ、
裸線がボリュームポットの右と背面に、となります。
3wayトグル
3wayトグルスイッチについて少し書いておきます。
この写真(↓)のように、倒した側がリヤだとするとリヤからの線も倒した側になります。
青矢印にあるように、
リヤにした時、フロント側は薄い金属が離れて電気が通らなくなっているのが分かるかと思います。
EMGピックアップ取り付け(交換)
前回は1ハム1volでしたので凄くシンプルで
これに3つのポットを加えれば良いわけ、
ではなくて、81をフロントに移すので1回取ります。
フロントの81からの線を通してからリヤを通して
*ダンカンやディマジオもそうですがEMGもアメリカ製なのでピックアップの(高さ調整の細長い)ネジはインチです
新しいポットのツメを折り
前回、一度失敗した
ポットの背面の脂分をパーツクリーナーで拭きとって
トーンポットからやっていきます。コンデンサが小さいんですが
EMGの場合は0,1μF(104)という規格の物が推奨のようで、ヤフオクで10個200円位で購入できました。
(高いのもあります)
ちなみに、
EMGはブリッジアースなしを推奨しているようです。
フロント側のポットを仮置きして徐々に配線していきまして、ボリュームポットも新しいのを使いました。
あいかわらずハンダ付けは下手ですが
フロントのボリュームポットがこんな感じになりまして、ピックアップからの裸線を一番右と背面に付けます。新しいコネクターは黒が裸線です。
だいたい完成です。
何故だいたいかというとアクティブ特有の電池をどう固定するか、でして
始めは電池の線を長くしてフタに付けようか、とも思ったのですが
真ん中にいけるかな、とやってみたら
いけました。
底部をパーツクリーナーで清掃し両面テープで付けています。取れるなよ、って感じでポットやジャックを本締めして完成です。
後日、取れてしまったのでフタに付けました。
1vol、1toneの場合は
グレコのDEVICEですが、こんな感じになりました。
音の方はどうでしょう。
EMG85リヤの音とブリッジアース
今まで、85ってハイもローも強くちょっと圧迫感があるようなと(勝手に)思っていました。
しかし、小音量で弾くと
若干ですが81よりハイが控えめでローがあり音が太い、そしてサステインは81と同じくらい。という印象です。
(ソロ以外はセレクターをセンターでクリーントーンで弾いていまして、アンプ側でハイを少し上げています)
(こちらは全編歪んだ音で、ディストーション・エフェクターのトーンでハイを抑え気味にしています)
それから後日ですが、ブリッジアース線をトーンポットに付けてみました。
(ペンチで握っている黒がアース線)
というのも、ネットの情報ではアース線付けてる人もいるようなので試しにやってみた、だけなんですが
特に変化は感じていません。
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