英語留学や旅行などでフィリピンに行く時に1枚はあってもいいと思われるデビットカードの中からお勧めを紹介します。
デビットカードは利用するとすぐに
利用金額がその口座から引き落とされますので銀行口座に残高がないとカードは利用できなく、1回払いである
という特徴がありますので覚えておいて下さい。
目次
フィリピンでデビットカードは使えるか?
クレジットカードも含め、レストランやモール内などでは結構カード払いが出来まして
個人的にですが、海外ではスキミング等の被害にあいそうもないチェーン店でカードは使うようにし
それ以外は現金で支払っています。
また、これら以外のフィリピン人向けのお店、
例えばサリサリストア(小さなコンビニのようなもの)や食堂、露店、屋台
などでは、
カードはまず使えませんから現金も持つ必要があり
その場合は日本円からの両替またはATMを使うことになりますが、それは後ほど紹介します。
デビットカード利用時の海外手数料
先に、
デビットカードをレストランやスーパーなどで使う場合の手数料について説明します。
デビットカードの場合、日本で利用する時に手数料はかかりませんが
海外の場合は手数料がかかってきます。
これはデビットカードによって違いますので、手数料が少なくて済むものがフィリピンでもお得なカードと言えますから
紹介しますと
手数料 | ポイント | |
イオン銀行キャッシュ+デビットJCB | 1,6% | 0,5% |
ソニー銀行 Sony Bank WALLET (Visa) | 1,79% | 0 |
住信SBIネット銀行ミライノデビットMastercard | 2,5% | 0,8% |
楽天銀行デビットカードJCB | 3,080% | 1,0% |
この4種類が特にお勧めで
付くポイントを加味すると、
イオンが1,1%、ソニーが1,76%、SBIが1,7%、楽天が2,080%の実質手数料となります。
この写真(↑)はタイでのもので
暗証番号を入力後に緑のEnterを押すのが一般的な使い方で、出されたレシートにサインをする場合もあります。
利用時に最もお得なのがイオン銀行キャッシュ+デビットJCBと言えまして
詳しくはこちらをご覧いただき

次に、
ATMで現地通貨のペソを引き出す場合のやり方と手数料を見ていきたいと思います。
フィリピンのATM操作方法と手数料
デビットカードでフィリピン・ペソの引出し
フィリピンのモールなどでもよく見かけるBDOのATMでペソを引き出してみます。
カードを入れたら少し待つと画面が変わりますから
「ENGLISH」をタッチし
次に「Withdrawal」を選択、
画面では「Credit Card」に〇が付いていますが
デビットカードの場合は「Savings」をタッチします。
ATM利用料の250ペソがかかると出まして
ここは「Yes」を選ばないと引き出せなく、「No」だとキャンセルになります。
「Yes」のあと、金額を選び
暗証番号(デビット付きキャッシュカードの場合はキャッシュカードのではなくデビットカードの暗証番号)を入力します。
下の数字キーで4桁を入力したらグリーンの「ENTER」を押し
終了です。
カード、現金、レシートが出てきますので忘れずに持ち帰りましょう。
ちなみに、
イオンのデビットカードを使った時は最初にこういう画面が出まして、上がJCB Debitで下がCirrusなので
上の方を選択します。
JCBのクレジットカード、Masterのデビットカードの場合はこの画面は出ませんでした。
*18歳以上でしたらクレジットカードを使った方が有利です

フィリピンの現地ATM利用料
ATM操作手順の中に250ペソ(500円ちょっと)の現地ATM利用料が出てきました。
タイやベトナム、カンボジアなど他の東南アジアの国でもデビットカードの場合は基本的にかかるんですが
JCBの場合はかかりません。

これを考慮してATMでの手数料を見てみると
ATM引出し時の手数料が少ないデビットカード
実は、ATMでの引き出し時はカード自体の手数料も利用時とは変わってきまして
こうなります。
手数料 | ポイント | 現地ATM利用料 | |
イオン銀行キャッシュ+デビットJCB | 1,6% + 220円 | 0 | 0 |
ソニー銀行 Sony Bank WALLET (Visa) | 1,79% + 220円 | 0 | 250ペソ |
住信SBIネット銀行ミライノデビットMastercard | 2,5% | 0 | 250ペソ |
楽天銀行デビットカードJCB | 3,080% | 1,0% | 0 |
少ない方が有利ですので
現地ATM利用料のかかるフィリピンなどではJCBがおトクなことが分かり、楽天のデビットカードはATM利用でもポイントが付き

ちょっと分かりずらいですから、実際にいくらかかるか
例として2万円、4万円を引き出した場合の手数料を見てみます。
2万円(10,000ペソ弱) | 4万円(20,000ペソ弱) | |
イオン銀行キャッシュ+デビットJCB | 540円 | 860円 |
ソニー銀行 Sony Bank WALLET (Visa) | 1,099円 | 1,457円 |
住信SBIネット銀行ミライノデビットMastercard | 1,021円 | 1,521円 |
楽天銀行デビットカードJCB | 416円 | 832円 |
(レートは0,48と仮定してATM利用料250ペソが521円)
こんなに差が出てしまいますから、
フィリピン留学にもお勧めなデビットカード
クレジットカードを作れない高校生や、JCBのクレジットカードを持っていない方でデビットカードを選ぶとしたら
イオンか楽天がお勧めになります。
JCBカードを持っている人でしたらVisaかMasterで良いと思います。
それから
海外では使えるところが少ない、と言われることも多いJCBですが
カードが使える場所、スタバやSMモールのスーパーなどでも利用できましたので問題ないかと思います。
心配でしたらもう1枚、
VISAかMasterを作っても良いかもしれません。
コメント