暑さが少し落ち着いている7月半ば、
今頃ですがトウモロコシの種を買ってきましたので畑にまいてみました。
トウモロコシは成長すると結構な高さになるので、同じく高さのありそうな雑草の近くにして
近くに野性動物が嫌う匂いのバジルを植えて、イノシシやアライグマなどに食われないかやってみました。
目次
トウモロコシの種まき、発芽
2022年7月中旬、
軽く耕して市販の種 ”ゆめのコーン” を1穴に2粒ずつまいたら(これは耕しが少なすぎだと思います)
上に市販の培養土をかけ苦土石灰をパラパラっとまいておきます。
トウモロコシも弱酸性土壌(ph6,0~6,5ぐらい)が適していますので。
本来は、事前に耕して肥料(最初は少なめ)と苦土石灰を混ぜ込み畝(うね)を作っておくのが正解ですが、畝なしで始めてみました。
5日後、小さな芽がいくつか出てきて
だいたい出そろったんですが、
トウモロコシの成長と肥料
ちょっと間隔が狭いので
広げています。
近くに少し種を追加して
雑草と共に成長していってくれれば、です。
が、雑草の方が成長は早いですから草はたまに刈って
種まきから約1ヶ月後にはここまで成長しました、急に伸びたような。一気に雑草より高くなってしまいました。
他の家のトウモロコシ畑を見ると人間の背ぐらいは既にありますから、ぜんぜん小さいですが結構嬉しかったりします。
この日は有機肥料として油粕をまき、水あげです。
バッタと肥料と農薬
約1ヶ月半後の9月頭、葉に小型のバッタが留まっていました。
と思ったら、他のトウモロコシの葉にも何匹かいて
イナゴより小さくてかわいいですね、全然逃げません。葉が食べられています。
そして、種まきから1ヶ月弱が経過した9月前半、雄穂が出て
また、急に伸びました。まとまった雨が降った後に伸びる感じです。
なので、水やりが大切で、後で気付いたのですが”乾燥に弱い”と書いてありました。
そして数日後、
真ん中よりちょっと下の所に出現しました、あのワサワサしたもの(雌穂)が。
あとは実が大きくなれば、です。
この間とは違うバッタ?がいました。
農薬散布したりしないので色んな虫が寄ってきています。
種まきから2ヶ月ぐらい経過した9月中旬、ちょっと遅いですが2回目の肥料を。
根本付近に市販の有機肥料をまき、土を寄せておきました。
本来は上の雄穂(↓)が出るころに肥料を上げるのが正解です。
この3日後、
肥料の甲斐あってか、まとまった雨のせいか、トウモロコシの形がクッキリとしてきました。もう少しでしょう。
しかし、
台風14号の影響で一部が傾いてしまい、元に戻して再び土寄せすることに。
最初から、ある程度の耕しと途中の土寄せは必要だと感じました。
トウモロコシの収穫
種まきから2ヶ月半が経過した9月下旬、
あのワサワサが茶色くなってきたので収穫します。
動物にかじられたのか、虫に食われたのか、
なのもありまして、今更ですがネットでもかけておけばよかったです。
とりあえず2本だけ手でもぎ取って味見してみました。
まだ早かったです、かなり小さい。
下が動物にかじられたか、虫に食われた方なので
動物や虫たちは分かるんですね、甘くなっているところが。
後日、虫を発見。
犯人はこれかもしれません。
この1週間後、10月頭に取ったものは、かなり甘かったですがやっぱり小さい。
(↑の写真はいい方で、他は実がまばらだったりします)
数日後、もう涼しくなるのでほとんど採ってしまい、
2本ついているのもありますが
スーパーなど市販のトウモロコシに比べ小さく
肥料を2回あげてこのくらいの大きさですから、完全な自然農でやったらもっと小さいのが出来るかもしれません。
野性動物
この畑に野生動物が来ている、または通り道になっているのは確かなのですが、
不思議とトウモロコシもメロンも食われてはいません。
近くに植えたバジルの匂いの効果かもしれないです。

電気柵もないですからコレしか思い当たらず。
来年は完全な自然農で、そしてもっと深く耕し、早く種をまき、水やりの回数を増やしてやってみるつもりです。
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