ありえない(?)位の価格が付いたシャーベルSDK-075を見つけてしまい、
昨年のグレコに続き2年連続でギターを買ってしまいました。

またしてもハードオフで。
アーム(バー)欠品、ネック順ぞり、ケース無しだからといって12,000円はないだろう、という事で金は無くても即決です。
日本製シャーベルなのに安すぎではないかと思うんですが、いかがでしょう。
それはそうと、
こういうのがあるから、ついハードオフに寄ってしまうんですね。もう止めなければです。
では紹介します。
目次
シャーベルSDK(スーパーディンキー)シリーズ
SDKシリーズは1991年のカタログに載っていまして
低~中価格帯のSDK-070~085まで4種類、24フレットでピックアップがSH、SSH、HHとあって075はSSHです。
HH(2ハム)しか持っていない私にとって、シングルコイル付きはちょうど良かったわけで
フロイドローズタイプのブリッジに
そしてミディアムスケールである、というのが購入した最大のポイントです。
このシリーズには高価格帯のSDK-100や110というのもあり、
ネックが薄くて細い、
そして、ハイポジションでも弾きやすいようにザクリが入っているのが特徴です。
ディンキーと呼ばれる細めのボディに
ミディアムスケールのネックが付いた若干コンパクトなギターですから、手の小さい人、体の小さい人にお勧めです。
SDK-075のスペック
兄弟ブランド、ジャクソンにも同じようなモデル(ディンキースタンダード)があったのですが、
あちらは、ボディ材が(たしか)マホガニーで軽量だったのに対し
シャーベルの方は3,5kg位あるのでポプラではないかと思います。
5WayセレクターにTone無しの1Volのみ、メイプルネックのローズ指板、
ピックアップはジャクソン製(これが結構イイ、と思っています。特にリヤ)
*後日、フロントを無理やり(?)交換しました

トレモロブリッジはシャーベル刻印のあるタケウチ製フロイドローズタイプなので、
ハードロック仕様です。
ポジションマークの位置もかっこよくて
80年代のLA METAL好きにはたまらないギターではないでしょうか。
*オクターブチューニングの方法です

アーム(バー)欠品
中古のギターでアーム(バー)が欠品してること、よくありまして
類にもれず、これも付いていませんでしたので調べてみると、SCUDのARM-60Bが合いそうでしたので購入、
アマゾンやサウンドハウスで税込980円です。
楽天市場だと若干ですが高いです(共に2021年7月現在)。
サイズ、ネジピッチ共にピッタリで、
横から見てもちょうど良いのが分かるかと思います。
純正のコピーなんでしょうか。
SDKシリーズの弱点?順ぞりのネック
それと、弱点もありまして
SDKシリーズに限ったことではないですが、薄いネックで、
しかもフロイドローズタイプですとチューニングが狂いにくいので、弾いた後に弦緩めたりしないと思うんですよ。
そうすると、どうしても順ぞりは避けられないはずで
昔、ジャクソンのディンキースタンダードを使っていた時も順ぞりになってしまっていたので、こういうギターの宿命かなと思っています。
特にこれを使わなきゃ、という事もないので定期的にレモンオイルを塗りこみ
適度な湿度を与えて
しばらくは上の写真のように逆向きに立てかけてネックが戻るのを待つ(?)ことにします。はたして戻るのか?
以上ですが、
フレットの残りも多く電気系統問題なし、順ぞりのネックとトラスロッドの余裕があまりない事を除けば
使えるいいギターが手に入ったと思っています、今のところ。
人気のあるオービルのレスポールを売却してもシャーベルを買う私でした。
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