中古で買って7年、走行距離7万キロちょっと、
初年度登録からは8年になる軽自動車の整備をそろそろ開始しようと思います。オイル交換しかやってないような気がするので。
軽とはいえ日本車ですから、大した整備をしなくても10年・10万キロは余裕でクリアできるでしょうが
20年位は乗るつもりなのと、長距離移動が増えた、若干燃費が気になる、こともあって始めることにしました。
ガソリンが高すぎなのも影響ありです。
目次
エアクリーナーエレメント交換は簡単
というわけで、
1回目は、かなり簡単なエアクリーナーのエレメントを交換します。
- ワイパーゴムや、ブレーキランプの交換よりも簡単、
- エンジンルーム開けたことがない人でもできる(たぶん)、
- 工具がなくてもOK、
な作業ですので、工賃なんて払ってられるか !!(?)な人はチャレンジしてみて下さい。
自動車整備やったことない人・車いじり初心者でもわかるように、物凄く詳しくエンジンルームの開け方から解説しています。
アルト・キャロルエコ(HA35S、HB35S)の部品調達
今までは車検前に、手でパンパンッと叩いてホコリを落とす程度だったんですが
今回は交換しますので部品(エアクリーナーのエレメント)を購入します。購入する時は車検証のここ、
”型式” の欄を見まして、この車でしたら ”エアクリーナーHB35S” で調べるとネットでも探しやすいです。
マツダのキャロルはスズキ・アルトと同じなので ”HA35S” でも大丈夫で
1,320円で買えました。
軽自動車のエンジンルームを開けます
では、いきます。
まずはエンジンルームを開けますが、エンジン切ったばっかりの時は開けない方が良いです。特に真夏は。
ハンドルの右下、足元横辺りにボンネットマークのレバーがありますから
運転席ドアを開けて
このレバーを軽く手前に引きます。
車種によってはもう少し上の位置にある場合もありますが、
ほとんどの車が運転席の足元付近です。
そして、引っ張ると ”ガタっ” って感じの音がしまして、ボンネットが少し浮きますので車の前に行ってみましょう。
ボンネットの隙間をのぞき込むと、
中央やや左に金属のレバー(青矢印)があり、これを左へ倒すと
白いフックからロックが外れ、ボンネットが上に開くようになります。軽自動車なのでボンネットは軽い!!。片手でボンネットを上に持ち上げたら
ボンネット裏にある黒い棒を開放します。
余っている方の手で、はまっているプラスチック(写真ではクリーム色)を軽く外側に広げるようにしてから黒い棒を上へ押すと外れまして
(外れるのは片側だけ)
そしたら、外れた側を下へ持って行って
ウォッシャータンクの手前にある穴に差し込めば
ボンネットは固定されます。
ここまで大丈夫でしょうか。もちろんエンジンは切った状態でサイドブレーキは引いてあります。
軽自動車のエアクリーナーエレメント交換
それでは交換します。工具は必要なしです。
エンジンルームのほぼ中央にエアクリーナーボックスがありますから、これを開けます。
このエアクリーナーボックスのフタを固定している金属製の3つの留め具(青矢印 ↓の写真)が見えますから
手前に ”カタッ、カタッ” と引きます(右側のは下側、手前2つは上側が留まっています)。
3つの留め具が解放されるとフタが外れるようになります。
フタの向こう側(ホース下のオレンジ色の矢印辺り)はハマっているだけなので
フタを持って少し上へ、手前に引くようにすればOKです。
開きました。
そこそこ汚れていますが、フタの後ろ側は綺麗なはずですのでチェックしてみて下さい。
後は、新しいのと交換するだけです。
周りのゴムも付いていますから、向きを間違える事もないので入れ替えまして
新品が入りました。
ちなみに、
旧品の裏側は外気が入ってくる方なので汚れていて当然なんですが、2~3万キロぐらいで交換した方が良いと思います。
今回7万キロまで交換しなかったわけですが
交換後にアクセルの軽さを感じてしまいましたので。というわけで整備は大切です。
そして、
- エアクリーナーボックスのフタを奥へ差し込むように入れ、
- 3つの留め具を忘れずにはめ、
- ボンネットを軽く上げて、黒い棒を開放し元の位置にはめて、ボンネットを締めれば
終了です。
今更ですが、初めてボンネットを開ける人は一応軍手などしておいた方が、と思います。くれぐれもケガはしないようにして下さい。
以上です。次回はプラグ交換の予定です。
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